こんにちは!塾長のナオトです!
前回のブログで塾での指導内容を変更したと話しました。
今回はどのように変更したのかを詳しく話していきます!
パズル道場DXの導入
思考力の育成プログラム
パズル道場DXは思考力を育成するプログラムです。
これまでも小学生コースは思考力を鍛えるツールを使ってきたのですが、やはりパズル道場の方が良いなと思い、新たに導入しました。
以前勤めていた学習塾でパズル道場を扱っていたのですが、そのときから質の高さには感心していました。
個人的には子どもの思考力を鍛えたいとなったら、パズル道場よりお勧めしたいものはありません!
確立されたロジック
パズル道場の特徴は様々ありますが、個人的に強みだと思っている点は、ロジックが確立されているところです。
「なぜ思考力が重要なのか」「思考力とは具体的にどういう能力なのか」「どうやったら思考力が鍛えられるのか」といったことが理論化・映像化されています。
授業の最初に、「理論訓示」といって、映像でパズル道場の理論を学ぶ時間があるので、子どもでも続けていくうちにパズル道場で大事な考え方が分かってくるという仕組みです。
このような仕組みは他にはありません(私が知らないだけかもしれませんが…)
楽しめる工夫がたくさん
個人的にパズル道場の強みだと思っている点はもう一つあります。それは、楽しむための工夫がたくさんあるという点です。
パズル道場はテキストを進めることで検定に取り組むことができ、検定を進めるとどんどんパズルの難易度も上がっていくという仕組みになっています。
テキストのほかには教具があり、対戦型のパズルは子ども同士かなり盛り上がります!
ただ、兄弟でやる勝った負けたでけんかになることもたまにありますが(笑)
そして、Webコンテンツも豊富です。
各生徒に生徒DX(マイページ)というページがあり、検定を受けたり「パズルオリンピック」に参加したり、理論訓示の動画を視聴したりすることができます。
このようにテキスト・教具・Webでいろんな種類のパズルに取り組めるのでとにかく飽きないんですよね。
大人でも余裕でハマります!
中学生の指導
高校受験に必要な思考力
パズル道場は小学生にこそ取り組んでほしいですが、中学生も対象にしています。
中学生はほぼ全員が高校受験します。
高校受験するということは入試を受けなければなりませんよね。
しかし受験生の中には、どれだけ勉強しても全くと言っていいほど偏差値が上がらない子がいます。
そういう子に対して「勉強時間」や「勉強法」に焦点を当ててアプローチをするのはほとんど意味がありません(無意味とまでは言いませんが)
ではどういったアプローチが必要なのかというと、「理解力」を上げることです。
つまり物事の本質やポイントをとらえる力を磨くこと。
そのためには物事に対して考えることをしなければなりません。
それこそ考える力、つまり「思考力」なんです!
ただ、思考力は一朝一夕で伸びるものではありません。
私の経験則ですが、中3になってから「思考力を鍛えましょう!」なんてやっても遅いと思います。
だから1・2年生のうちに「思考力」を伸ばして「理解力」を高めるべきだと思うんです!
まあ小学生の内から取り組み始めるのが理想ですが。
それともう一つ、思考力を鍛えるのと並行して、「インプット学習をできるようにする」ことも1・2年生の内にやっておきたいことです。
インプットの意識をもってもらう
「インプット学習をできるようにする」とはどういうことか。
それは、問題を解く以外の勉強をできるようにするということです。
学びにはインプットとアウトプットが不可欠です。
しかし、偏差値が上がらない受験生を見ていると、勉強するとなったらワークの問題を解くしかしないんです。
…いやホントに(笑)
インプットとアウトプットは3:7くらいがいいというのはよく言われますが、それはあくまで量の話であって、問題をひたすら解いていればいいというわけではありません。
そもそもインプットされていないものはアウトプットなんてできませんし、インプットが下手な人は問題を解く中で学習していくこともできません。
受験生になるまでに“アウトプットはインプットができてこそ”という意識を持ってもらうことが重要です。
定期テストでの点数アップは目指さない
それと、塾では定期テストでの点数アップは今後目指さないことにしました。
理由は、“問題をひたすら解くだけの勉強”が染みついてしまうからです。
定期テストは(作る先生にもよりますが)学校のワークを繰り返し解くとそこそこ通用します。
ですが、ワークを解いているだけでは内容を理解しなくてもパターンで覚えてしまうこともできます。
つまり、定期テストは“理解を伴わない勉強”でもそこそこ通用してしまうテストなんです。
そうやって1・2年生を乗り越えた子が中3になり、受験勉強に取り組んでも、模試で偏差値がいつまでたっても上がらないんです。
理由は簡単で、インプット学習をやっていないからです。学校や塾から与えられたワークに取り組んでいるだけで実は何もインプットされていない。
何もインプットされていないということは何も学べていないということです。
定期テストは範囲が狭いし難易度も高くないのでそれで通用しましたが、高校入試は範囲が3年間の内容で難易度も定期テストに比べると高いです。
入試レベルのテスト(模試)で点数を取るとなると、“理解を伴う勉強”が必要になります。
もちろん、定期テストで高得点を取るに越したことはないのでそこは頑張ってもらっていいのですが、定期テストで高得点を取ることを目標に指導するわけではないですよ、という意味です。
生徒の将来に残る力を身に付けさせたい
いままでゴチャゴチャしゃべってきましたが、私の信念(カッコつけた言い方ですが)としては、“生徒の将来に残る力をつけさせてあげたい”という想いがあります。
定期テストで点数を上げても、それはそのときだけの結果であり、その後に何か残るものがあるのでしょうか。
学生時代は勉強ができなくても特に不自由はありませんが、大人になると自分で物事を考えられない人は大変苦労します。
考える力を鍛えることは生涯自分を助ける力となると信じています。
そういった力を身に付けられる指導をしたいとずっと思ってきました。
まとめ
まとめ
言いたかったことをまとめると、
・パズル道場を導入した
・小中学生どちらも思考力強化を中心とした指導にする
・中学生は定期テストではなく最初から高校受験に焦点をあてて指導する
といったところですかね。
おわり
自立型個別指導エスクール
住所:新潟県新潟市中央区姥ケ山4丁目19−1
レジデンス桜ケ丘A棟 201号
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